子供の想像力を喚起しましょう

毎週メッセージを準備するとなると、CS教師は、聖書の場面が全部映像か紙芝居にでもなっていればラクなのに…と考えがちです。

確かにそれらは便利ですが、ほとんどのものには、聖書には無いシーンや登場人物のセリフなどが創作され、付け加えられています。

もしも作り話の部分の方が子供たちの記憶に残ってしまったら、それはあまりよろしくないことです。それよりも、用いる絵は1枚か2枚、“この場面!”と思うものに絞ってはいかがでしょう。その方がずっと強く印象に残るようです。

そのかわり、聖書世界→地域環境や文化的背景などをイメージできるような資料を用いるのはどうでしょうか。私は、イスラエルの写真や地図をよく使います。荒野とはこんなところ… 緑ゆたかな日本とはちがうね。エルサレムから見てナザレはこのへん… 歩いていったら何日くらいかかるかな?etc. 今の時代は、インターネットを使えば、本当にたくさんの画像が入手できます。活用しない手はありません。

充実しているのはやはり英語のサイトです。
本文中に「画像検索」とある箇所では;
 BIBLEPLACES.COM
 eBibleTeacher.com
…などのサイトから探すとよろしいかと思います。

子供たちは、見慣れないイスラエルやエジプトの光景にとても惹かれますし、聖書世界をずっと身近に感じるようになります。


→方針を少々変えることにしました。
「“語りだけで子供たちを惹きつけられるCS教師”はそれほど多くなくて…(-_-;)」というご意見をいただいたためです。またこのサイトをご利用くださる皆様の中にも、イラスト(聖書の場面)を求めて来られる方がたいへん多いということも考慮しました。
今後は、ひとつのCSメッセージ内のイラスト数を増やします。PC画面(タブレット端末やパワーポイント)でスライドショーなどとして見せながら語ることを前提に構築していきます。

ただ、語りというのは、回数をこなしていけば、必ずうまくなっていくものです。私は一人っ子で育ったためか、子供の相手をするのはとても苦手でした。それがどうしたわけか保育士として働くことに。四苦八苦しながらも長年従事しているうち、いつのまにか乳幼児相手におはなしができるようになっていたのです。向き不向きは確かにあるでしょうが、要は経験。神さまが自分をCS教師としてお立てくださったのなら、ともかくやってみよう…という感じで、少しずつ進んでいきましょう。

もちろん、使用するイラストは、できる限り聖書の記述に忠実に描いていく予定です。地理的にも時間的にも遠い場面を描き出すのはたいへん難しい作業なのですが、祈りつつ取り組んでいきます。

シェアする