イースター向けゲーム

クリスマスにはページェントをやる教会が多いと思いますが、イースター集会は思いきってお楽しみゲーム大会にするという手もあります。メッセージと賛美はきちんとやった上で、乳幼児から小学生まで一緒に楽しくキリスト復活をお祝いするのです。

イースターエッグは、本物のゆでたまごのでも結構ですが、プラスチック製のものを使う方がいいと思います。2つに割って中に小物を入れられます。最近は日本でも購入できるようになってきました。大手の通販サイトで「イースターエッグ プラスチック製」と入れて検索してみてください。もし欧米にツテがあれば、ずっと安く大量に入手できます。いずれにしても、一度買ってしまえば、その後何年も使えるので便利です。それに、日本人は食べ物を遊びに使うことに抵抗があるので、その意味でもプラエッグがおすすめです。

† エッグ・ハンティング

これはご存じの方がほとんどだと思います。屋内でも野外(庭や公園など)でも、あちこちにイースターエッグを隠しておいて、子供たちが探すというものです。生徒数が多ければ、2組に分け、探し出した数が多い方が勝ち..など、やり方は生徒たちと相談しながら決めたらいかがでしょう。中にチョコレート(乳幼児にはキャンディは危険)などを入れたエッグと空っぽのを用意しておくと、たとえ数で負けてもチョコが入っていれば“ワ〜イ♪”となって悔しさ半減とか。

† エッグ・スプーンレース

イースターエッグをスプーンに乗せて落とさないように運びます。2グループに分かれてリレーにすると楽しい。大きい子は小さめのスプーン、乳幼児には大きめのおたまなどと工夫すれば、みんなでできます。みんなが満足するようにゲームを作り上げていくのも、子供たちにとっては創造的で楽しい作業です。教師にとっても勉強になるはず。斬新な発想を次々と繰り出してくるような子供がたまにいるので、うまく指導すればクラス全体の活性化につながります。

† イースターバニーはどこ?

イースターエッグを3つ用意し、うち1つだけにイースターバニー(イースターのウサギ。ヒヨコでも可)を入れておきます。テーブルに並べ、子供たちを一人ずつ呼んでは、エッグをひとつ選ばせます(手に取るのはNG)。乳幼児の場合はエッグ2つに減らすと良いでしょう。
「さてバニーはいるかな? コンコン(とテーブルの角でタマゴを打ち)、パカッ」
こんな単純なゲームなのに、意外や小学校高学年でも結構エキサイトするのでちょっと驚く(^_^;) 人間は、こういう“くじを引く”時のハラハラドキドキが好きなのかもしれません。
エッグは中が透けて見えない色のものを選ぶこと。ウサギやヒヨコは、適当なものが見つからなければ、おりがみくらぶ のサイトを見て手作りしてください。エッグスタンドも作っておくと、並べたエッグが転がりません。

† わたしはだれでしょう

大きい子ばかりのCSでは、少々高度なゲームを。生徒の一人を前に呼んで目隠しし、首に聖書の登場人物の名前を書いたプラカードをかけてあげます。その他の生徒たちは、順番にヒントを言っていきます。
「漁師だった」「弟子の一人」「お兄ちゃんがいる」「イエスさまのところに友だちを連れてきた」
→(目隠しの子)「ぼくはアンデレだ!」という具合です。
他の人名を出すのはNGです。「アダムの奥さん!」では一発で答がわかってしまいます。あんまりメジャーな人(「箱舟造った人!」)や、逆にマイナー過ぎる人([マハラルエル]とか…)もちょっと(笑) それまでの一年の間に学んで、よく覚えさせておきたい人物などを取り上げてください。
初めて教会に来た子がいる場合には、配慮が必要です。名前の文字数を言ってもらうとか、名前の3番目の文字を言ってとか。絵本やイラストを見せてあげられる人物にして、「男だ」とか「女だ」とか「羊を飼ってる人」だとかわかるようにしておいたり。一緒に楽しんで参加できる方法を考えておいてください。

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