天使 〜神の御使い〜

日本人の持つ「天使」のイメージは、幼児や女性に近い感じかと思います。背中に羽が生えていて、頭上にわっか…。しかし、聖書における「御使い」の有様はかなり違います。

御使いもまた、神によって創られた者です。本質的には霊なる存在で、人間のような男や女という性別はないようです(マタイ 22:30)。大人か子供かという区別もないでしょう。人間をはるかに超えた知性や能力を持っているが、神とその御子を崇めるという点では人間と同じで、人間に礼拝される方の存在ではない(コロサイ 2:18, 黙示録 19:10, 22:8–9)。ものすごく大勢いる(黙示録 5:11)。みんなそろって声が大きい!!(黙示録あちこち)

そしてその第一の仕事は、「神と御子イエスに仕えること」である(マタイ 4:11, マルコ 1:13 他)。
神さまと、その御子であるイエスの命令に従って、ありとあらゆる働きをします。悪霊と戦うのも御使いの役目です。そういう場合は、ミカエルという御使いのかしらが、御使いの軍勢を率いて対峙することが多いようです(ダニエル 12:1, 黙示録 12:7 他)。また、神のメッセージを人間に伝えるために遣わされる御使いは、ガブリエルといいます(ダニエル 8:16, 9:21)。バプテスマのヨハネの誕生を父親に告げに来たのも、主イエスの受胎をマリヤに伝えたのもガブリエルです(ルカ 1:19, 1:26)。この仕事をする時には、霊なる御使いが、人の姿となって現れたりもします。

御使いには、もうひとつ大きな仕事があります。神と主イエスを信じる人々にも仕えることです(ヘブル 1:14)。イエスは弟子たちに、小さい者、弱い者、幼い子供たちなどを見下さないよう、決してつまずかせたりしないよう気をつけなさいと教えています。なぜなら、そのような弱い人々一人一人をどのように助ければよいか、御使いが常に神の顔を見て、その指示をうかがっているのだから…と(マタイ 18:10)。幼な子を痛めつけるような者は、のちに御使いから、どんな恐ろしい目に遭わされるのでしょうね…。そして、痛めつけられた “小さき者たち” は、きっと御使いによって救い出され、神のもとに連れられていって、いやされるのでしょう。

これは主があなたのために天使たちに命じて、
あなたの歩むすべての道で
あなたを守らせられるからである。

(口語訳聖書 詩篇 91:11)

 

しかし御使いは、主イエスを信じる者だけを救おうとしているのではありません。もし一人の罪人が悔い改めたなら、天の御使いたちに大歓声がわき起こる!(ルカ 15:10)とも聖書には書いてあります。私たちはどのような者であったとしても、いつも御使いによって見守られているのです。

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